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筑波山からの眺望
筑波山は筑波山塊のほぼ南端に位置し、周辺にさえぎるものがほぼ無い事から、眺望は抜群だ。標高わずか877mしかないにもかかわらず、その眺望は関東一円に及ぶ。
筑波山および宝篋山や加波山、雨引山など筑波山周辺の代表的な眺望を紹介する。
女体山頂からの眺望 日本100名山の一つに挙げられている。100名山のなかでは最も標高が低い。さらに山頂近くまでケーブルカーやロープウエイで行けるのも珍しい存在だ。 それだけに、簡単に行ける自然の展望台ともいうべき筑波山頂からの眺めを堪能してもらいたい。女体山頂には、筑波山ロープウエイで女体山駅からが最短。 南側、東側、北側の眺望が開けている。つくば市だけでなく、遠くは東京や富士山なども望める。東側は霞ケ浦、北側は加波山などの筑波連山が一望できる。 女体山頂から南側の眺望。正面が筑波研究学園都市。左側に見えるのが霞ヶ浦の土浦入り 同じく夏の南側の眺望 女体山頂から南西側、関東平野の眺望。中央の縦の線がつくば道 同じく夏の南西側の眺望 女体山頂から北東側の眺望。石岡市方面、正面奥が霞ヶ浦の高浜入り 同じく夏の北東側の眺望 女体山頂から北側の筑波連山の眺望。ほぼ真ん中にあるのが足尾山、その奥が加波山 同じく夏の北側の眺望 女体山頂から南東側の筑波連山の眺望。ゴルフ場の先、画面の一番右にあるのが宝篋山。 さらに右側奥に見える入江が土浦入、同じく左側奥に見える入江が高浜入 同じく夏の南東側の眺望 女体山頂から西側の眺望。右側に男体山頂。左から3分の1ぐらいのところに富士山 同じく夏の西側の眺望 山頂にある眺望案内板。富士山や日光などの文字が見える 女体山頂からの雪景色 男体山頂からの眺望 男体山は、また別の趣がある。山頂では南側の眺望が開けている。 女体山頂同様、簡単にいけるのも特徴。男体山へは、筑波山ケールカーで山頂駅からが最短。 ただ、女体山のロープウエイ駅から山頂までに比べるとかなり急な上りが多い。 男体山頂本殿前から南側の眺望 男体山頂本殿前から西側の眺望 同じく夏の西側の眺望 男体山頂本殿裏から北側の眺望 男体山頂本殿やや下った東側の岩場から南側の眺望 同じく夏の南側の眺望 同じく男体山頂本殿やや下った東側の岩場から東側の眺望 男体山頂からの雪景色 自然研究路からの眺望 男体山山頂をぐるりと一周する自然研究路があり、そこからつくば市側だけでなく、桜川市真壁地区などを望むことが出来る。 また、研究路の途中にある立身石は展望台(第1展望台)になっている。研究路西端には第2展望台、その北側に第3展望台がある。 立身石展望台からの眺望 同じく夏の眺望 第2展望台からの眺望 同じく夏の眺望 御幸ケ原からの眺望 北側、桜川市真壁地区方面の眺望が開けている。遠くは日光連山などを望むことが出来る。 ただし、南側は開けていないので、つくば市側の眺望は一部を除いて悪い。 御幸ケ原から北側を望む 御幸ケ原から南側を望む 筑波山神社からの眺望 中腹の筑波山神社は標高250m前後。簡単にいえば、東京タワーの特別展望台からの眺めとほぼ同じ。見晴らしのいい場所ではかなり遠くまで望むことが出来る。 筑波山神社境内から宝篋山方面を望む。正面の最も遠い山が宝篋山 筑波山神社脇のケーブルカー宮脇駅のテラスからの眺望 北筑波稜線林道からの眺望 筑波山からではないが、筑波山の北側にある北筑波稜線林道は、山の稜線を走ることから、樹木の間から素晴らしい眺望が見られる。特に足尾山山頂付近にあるハングライダーの発着所がある場所では、本当に稜線の上に道があり、道の上から旧八郷町側と旧真壁町側の両方を一緒に見ることが出来る。 足尾山山頂近くから石岡市(旧八郷町)方面の眺望 足尾山山頂近くから桜川市(旧真壁町)方面の眺望。真壁市街地は左手前に見える きのこ山山頂近くから桜川市(旧真壁町)方面の眺望。真壁市街地は右手前に見える 筑波山ロープウェイからの眺望 ロープウェイからの眺望は、周辺が樹木でさえぎられないため、その分眺望を満喫できる。 筑波山ロープウェイから南側、研究学園都市、東京方面を望む 筑波山ロープウェイから北側を望む 筑波山梅林からの眺望 筑波山梅林の最高部、一番奥の「展望あずまや」からは、梅林全体が見渡せるだけでなく、学園都市の街並みや、好天日には富士山や東京の高層ビルまでも見渡せる。 梅林越しのその景色は壮観。 展望あずまやからの眺望 梅林から見た早朝、朝もやのかかったつくば駅周辺の眺望=望遠レンズ使用 同じく梅林から見た早朝、朝もやのかかった研究学園駅周辺の眺望=望遠レンズ使用 筑波山神社大鳥居前からの眺望 筑波山の朱色の大鳥居前、市営第2駐車場にあるトイレ脇に眺望の開けた場所がある。 大鳥居、市営第2駐車場からの眺望 筑波パープルライン、筑波スカイライン・表筑波スカイライン ドライブコースで山の稜線を走るこのコースは、カーブで見晴らしがよくなった場所から、雄大な景色を楽しむことが出来る。 筑波山へ向かうときには、左手前方に研究学園都市が、筑波山から帰るときには右手前方に霞ケ浦や土浦の街並みを見ることが出来る。 ただし、脇見運転と路上駐車は厳禁。 筑波パープルライン、風返し峠付近(旧筑波スカイライン)から南側の眺望 朝日峠展望公園からの眺望 朝日峠展望公園の展望台からの眺望。大きく開けているのは土浦方面だが、東京方面もよく見える。 視界がよければ東京スカイツリーはじめ、東京タワー、新宿副都心なども見ることが出来る。 朝日峠展望公園展望台からの眺望 おたつ石コースからの眺望 おたつ石コースつつじヶ丘高原付近からの眺望。つつじヶ丘方面を望む。東筑波の山々を見渡すことが出来る。 つつじヶ丘高原からの眺望 おたつ石コース、つつじヶ丘高原をさらに登った場所からかすみがうら市、石岡市方面を望む。 霞ヶ浦の土浦入と高浜入の両方を見渡すことが出来る。 おたつ石コースからの眺望 おたつ石コースからの太陽と眺望 白雲橋コースからの眺望 白雲橋コースは眺望が開けている場所が多い。ただし聖天神社前(弁慶茶屋跡)より手前は、自然豊かな多くの樹木に囲まれ開けている場所は少ない。 反対に、聖天神社前より標高が高い場所からは眺望が開けている場所が多くなる。 白雲橋コース女体山山頂手前からの眺望 白雲橋コース標高約800m付近からの眺望 白雲橋コースから紅葉と眺望 山頂連絡路からの眺望 セキレイ石付近からの眺望。 セキレイ石前から南側を望む 筑波山から望む富士山 筑波山は、国土交通省の選定した「関東の富士見百景」に選ばれている。筑波山梅林にある岩には百景に選ばれたことを示すプレートが埋められている。 筑波山梅林展望あずまやからの冬の富士山=望遠レンズ使用 筑波山梅林展望あずまやからの夏の富士山=望遠レンズ使用 筑波山梅林展望あずまやと富士山 筑波山から望む東京スカイツリー 筑波山からは、東京スカイツリーも望むことが出来る。かなり距離があるためあまり大きくは見えないが、肉眼でも確認できる大きさ。 周辺のビルより群を抜いた高さであることが分かる。 筑波山梅林展望あずまやからの東京スカイツリー=望遠レンズ使用 日光連山の遠景 日光連山は、栃木県北西部にある山塊。山岳信仰の山々でもある。 筑波山はじめ、関東平野からよく見えるのは日光表連山と呼ばれる山々で、男体山(標高2486m)、女峰山(標高2483m)、 帝釈山(標高2455m)、大真名子山(標高2375m)、小真名子山(標高2323m)と、いずれも2000m超の標高を誇る。 御幸ケ原から日光連山を望む。左から男体山、大真名子山、小真名子山、女峰山=望遠レンズ使用 那須連山の遠景 那須連山は、栃木県最北部にある山塊。茶臼岳を中心とする那須岳が主峰で、最高峰は三本槍岳の1917m。 茶臼岳(標高1915m)、三本槍岳、朝日岳(標高1896m)、南月山(標高1776m)、黒尾谷岳(標高1589m)を那須五岳、 あるいは那須五峰という。 御幸ケ原から那須連山を望む。左から白笹山、黒尾谷岳、南月山、茶臼山、朝日岳=望遠レンズ使用 水戸方面の遠景 中央に見える茨城県庁舎(行政棟)は、高さ116mで茨城県内で最も高いビル。地上25階、地下2階で1999(平成11)年3月完成。 最上階の25階は展望ロビーとなっており、360度の眺望が楽しめる。 少し見難いが左側に小さく水戸芸術館のアートタワーが見える。1辺9.6mの正三角形57枚を組み合わせた特徴あるタワーで高さ100m。 地上86.4mの場所に展望室がある。 女体山山頂から水戸方面遠景。中央に見えるのが茨城県庁行政庁舎。左にわずかに見えるのが水戸芸術館アートタワー。 一番奥に広がるのが太平洋=望遠レンズ使用 ひたちなか方面の遠景 中央に見える塔はひたちなか市市毛にある日立製作所水戸事業所のG1TOWER(ジーワンタワー)。 高さ213.5mあり、エレベーター研究棟としては世界一の高さを誇る。地上9階、地下1階。2010(平成22)年4月完成。 その右側奥に見えるのが東海村照沼にある常陸那珂火力発電所の煙突。高さ230mで八角クロススパイラル鉄塔支持型。 茨城県内にある構造物では最も高い。なお発電所は石炭火力で100万kw出力が2基ある。 1号機が2013(平成15)年12月稼働、2号機は2013(平成25)年12月稼働。 女体山山頂からのひたちなか、東海方面の遠景。中央に見える塔がG1TOWER。その右側奥に見えるのが常陸那珂火力発電所の煙突。 その先には太平洋が広がる=望遠レンズ使用 筑波山からの涸沼 涸沼は、面積約9.35平方kmの汽水湖。そのためシジミが有名。北側が茨城町、南側が鉾田町、東側が大洗町に囲まれている。 涸沼の中心部までは、筑波山から東北東約35km。 女体山山頂から涸沼方面の遠景。その先に広がるのは太平洋=望遠レンズ使用 筑波山からの雲海 筑波山からは一面の雲海を望むことが出来る。 風返峠から見た雲海 朝日峠からの雲海 朝日峠からも一面の雲海を望むことが出来る。 朝日峠から見た雲海 つくば道からの眺望 つくば道は南麓のつくば市北条地区と筑波山神社拝殿を結ぶ。神社近くは標高もあり眺望も開けている場所が少なくない。 つくば市筑波、つくば道からの眺望 十三塚からの眺望 茨城県道42号笠間つくば線を風返し峠から石岡市方面に向かい、しばらくすると眺望が開けている場所がある。富士山(柿岡富士)や龍神山など、八郷盆地が一望できる。 十三塚からの眺め、中央の山が富士山、奥の2つに割れている山が龍神山 一本杉峠下からの眺望 険道で知られる茨城県道218号大塚真壁線で、石岡市側(八郷側)から一本杉峠へ向かう途中、八郷盆地北部の眺望。 一本杉峠下 宝篋山からの眺望 筑波山からではないが、宝篋山からの眺望も素晴らしいものがある。山頂からの筑波山の眺望はじめ、山が筑波山と同じく、平野部に突き出しているため、関東平野を一望できる。 登山道からも、展望が開けている場所からの眺望はいい。研究学園都市はじめ、天気がよければ、遠くは東京都内の摩天楼、さらに富士山も望める。 宝篋山頂から東側の眺望。右側の入江が霞ヶ浦の土浦入、左側の入江が同じく高浜入 宝篋山頂から西側の眺望 宝篋山頂から南西側の眺望 宝篋山頂から筑波山の眺望。左側には日光連山が見える 宝篋山の登山道・山口コース(1)からの眺望 宝篋山から望む富士山 宝篋山は、筑波山同様、富士山の良好な眺望が得られるとして国土交通省関東地方整備局が選定した「関東の富士見百景」に 選ばれている。 宝篋山山頂から望める富士山は雄大そのもの。また、登山道の途中にも富士山を見ることができる場所がある。 宝篋山山頂から見た富士山 小田前山からの眺望 宝篋山の南側、前山からの眺望。小田地区を望む。 小田前山からの眺望 加波山からの眺望 加波山5合目、親宮路からの眺望。 加波山5合目付近からの眺望 加波山神社本殿付近からの眺望 足尾山からの眺望 足尾山山頂からは、桜川市真壁地区方面の眺望がある。ただし、夏場は樹木に遮られ見られる範囲が狭い。 足尾山山頂からの眺望 雨引山からの眺望 雨引山は、山頂付近の眺望が開けている。 雨引山山頂から筑波山方面を望む 雨引山山頂近くから桜川市の岩瀬地区を望む 御嶽山からの眺望 筑波山からではないが、筑波連山最北部にある御嶽山の山頂付近から、北側の眺望。桜川市のJR水戸線岩瀬駅周辺などが望める。 御嶽山山頂からの眺望。左側を南北に走るのが北関東自動車道、中央を東西に走るのがJR水戸線
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