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柿岡のおまつり
柿岡のおまつりは、茨城県石岡市柿岡で7月の第4日曜日とその前日の土曜日に開催される柿岡八坂神社の祭礼、柿岡祇園祭。八坂神社祇園祭。
石岡市八郷地区最大の祭り。
柿岡祇園祭は、神輿に加え舘獅子、ささら、からくり人形山車、そして6台の山車が出て町を練り歩く、勇壮でにぎやかな祭り。 舘獅子に加え、茨城県指定文化財にもなっている柿岡からくり人形山車など特徴ある出し物があるのも柿岡祇園祭の見どころ。 また山車では、石岡囃子、片野排禍囃子などが披露される。 主な日程は、初日が午後5時から神輿、獅子、ささら、山車が出る。2日目は午後8時から神事、午前10時から獅子、ささら、そして不定期にからくり人形の巡行がある。 午後零時30分から神輿の渡御、午後3時から山車巡行開始。午後7時からは八坂神社前で山車の競演が実施される。 山車の巡行も終わった午後10時から還御式が実施される。 なお会場となる石岡市柿岡地区は、土曜日及び日曜日の夜、大幅な交通規制が実施される。 アクセス 公共交通機関はJR常磐線「石岡駅」下車、バスで約30分(バスは1時間に1本程度)。 常磐自動車道「千代田石岡IC」から約20分。 駐車場 柿岡地区会場周辺に複数の臨時無料駐車場有。わかりやすいのは石岡市役所八郷支所。 石岡市柿岡5680−1。石岡市役所八郷支所の地図 神輿 神輿は神社を出て地域を渡御した後、御仮屋に鎮座。2日目夜還御する。渡御する神輿(左)、御仮屋に鎮座する神輿(右) 舘獅子 舘獅子は、神輿の露払いを行う。昔から「舘一番」とされる。1528(大永8)年ごろから諏訪神社に伝わる一頭獅子舞。 獅子頭は顔幅が75cm、重量は20kgもある大きなもの。加えて胴体は5mはある木と竹を編んだもの。石岡市指定文化財。舘獅子 ささら 荒宿(八幡町)のささら。舘獅子とともに巡行する。石岡市指定文化財。荒宿のささら 柿岡からくり人形 柿岡からくり人形は、茨城県内では他に類例のない特殊なもの。 高さ1.5mの山車に3mほどの角柱が立てられており、その最上部に横木を組んで、先端に「ことわり人形」、後部に「はらんばい人形」、 横木から一段低いところに「くらり人形」を配置している。 3体の人形は、唐人の頭髪と衣服姿が特徴。 なおかつては高さが6mほどもある大きな木組みだったという。 茨城県指定無形民俗文化財。からくり人形山車(左)、からくり人形(右) 山車 6台の山車が出る。上町 上宿町。山車人形は神武天皇。祇園囃子連。 上町山車 下町 下宿町。山車人形は日本武尊。横室囃子。 下町山車 仲町 山車人形は児島高徳。石岡い組囃子。 仲町山車 本町 山車人形は先代萩床下の場。片野排禍囃子。 本町山車 北町 山車人形は武甕槌命。石岡ばやし若松連。 北町山車 新宿町 山車人形は素戔嗚尊。石岡ばやし染谷連。 新宿町山車 山車競演 2日目午後7時ごろからおよそ30分、柿岡八坂神社の前で6台の山車が集結し競演が行われる。 祭りのクライマックスで一番の盛り上がりを見せる。各山車は趣向を凝らした演出も多く、集まった観客を楽しませる。集結した6台の山車 山車競演でたくさんの狐が登場した仲町の山車 山車競演で派手なパフォーマンスを見せる本町の山車
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